新卒(高卒)の社員のこと。
最初の1週間は、会社事務所内で座学をしてもらった。
そして、現在は毎日1時間かけて遠方の現場に出向いてもらいOJTしている。
この間現場に行った際、お昼の休憩中に雑談を交わして、今現場で何をしているか聞いてみた。
案の定、測量の手元や作業の補助などに携わっていた。
自分にもサラリーマン時代に記憶にあるが、これらの仕事に向かい合っているとその”つまらなさ”に 嫌気がさしていたものだ。
多分、学校を卒業をしたで 少し慣れてきたこの時期には、その気持ちは彼も強くなってきているはず。
そう察しながらも、こんな言葉をかけてみた。
「どんな仕事にも、必ず意味がある。その仕事・作業は、全体の仕事(この場合工事)の中でどんな意味を持っているか。そこを考える癖はつけると、単にだらだらと言われるがままに体を動かすのとは、あとで力の伸びしろが全く変わってくるよ」
つまらない仕事、作業でも、丁寧にやる姿勢は、必ず周囲は見ているものだし、何より自分自身の大きな力になっていく まだ社会人20年目ではあるが、これは経験として実感している。

最近、なぜ会社を経営するか? という問いに対して 従来のものに加えて、もう一つ答えを自分に見出している。
従来は、「社会に貢献するため。その社会に必要とされる価値を提供するため」が中軸。
そして、これに加えて 「縁あって一緒に働くことになった社員を、人として成長していってもらうため」が両軸として立つようになっている。
これって 決して上から目線(いわゆる教育者という目線)からの姿勢ではない。
私のレベルに近づくという低次元のものでなく、 もっと高い次元に向かって成長してもらうことを想定している。
つまり私を基準にするのでなく、その人の現水準を基準してさらに上に成長していってほしいという視点。
私という人を介して、各自が成長するきっかけを見つけてくれれば、という視点。
何かうまく言えないが、内山建設、エコロという会社に入って時間を費やす中で、社員一人が成長して、伴侶や子供、近隣者により尊敬・愛される人になっていって欲しい  そんな気持ちだ。

そうすることで、その先になるお客さんにも より高い価値を提供できるようになる。
だから、「お客様を幸せにすること」が大事だが、「社員が幸せ」 が大前提なのだろう。