今日は地元中学生の職場体験。
生徒には こんなことをお話しました。

〇働くことで 自分の仕事で人を感動させ、それで自分が感動することが出来る。

〇一方で これを聞いて面白くないかもしれないが、働くことで辛い思いをすることをいっぱい経験することになる。

〇今回は内山建設の社員が君たちの先生となって「働くことは何か」を教えることになるが、一番の先生は 実は一番身近にいる。
それはお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん 。
君たちのことを一番よくわかっていて、一番想って働いている。
そう、人を感動させる体験も、そして辛い体験も。
だから、ぜひ帰ったら 聞いてごらん。
「働くことってどんなこと?」
(当初は「お父さんに聞いてごらん」と言おうとしたが、それぞの家庭環境を考えるとそれは間違いだと気付いた。
 場合によっては両親も祖父母も身近に居ない子供さえいる~そこまで敢えて言及するのもどうかと思いとどまったが・・・)

その後、当初予定していなかった生徒からの核心をついた質問を受けた

1 HPをみると「地域になくてはならない」と書かれていますが、なぜそのようなことを考えたのですか?
 →私が学生のとき、「なぜ自分は生きているのか? なぜこの世で生を受けているのか?」真剣に悩んでいたことがある。
 そこでたどり着いた結論が、「それなりの使命があるから」。
 会社にも「使命」があると考え、それが「地域にとってなくてはならない」存在になる と繋がった。 

2 利益はどれくらいですか?
 →利益を評価する測りは 「額」と「率」 の二つの指標がある。
  どちらも大事(例を挙げて説明。
  ここでは具体的な数字はあえて答えなかった。当社は比較的恵まれている利益を確保させてもらっているが、
  その数字で他を比較することは 今の彼らの時期ではよろしくないと考えたから)

3 働きやすい会社にするには どういう点を工夫していますか?
 → 失敗を怒らないこと。
  むしろ どんどん新しいことして 失敗しろ と言っている。

4 大変なときに 乗り切る方法は何ですか?
 → とにかく逃げずに真正面から向かうこと  
  (ふとフレンチの三國シェフが、父親から言われて感銘を受けた言葉
   「大波が来たら逃げるな。船の真正面からぶつかっていけ」が脳裏によぎった。)
   そして、「巧詐は拙誠に如かず」と言う言葉を伝え、あとでネットで意味を調べてごらん と言い残して終わりにした。