みなさん、おはようございます。
本日平成25年10月10日で、会社の代表を務めるようになり早10年目を迎えることが出来ました。
思えば、就任直後から創業以来初めての労災死亡事故の発生、そして県工事における一般競争入札の本格的な導入など
波乱の多い船出となり、以降ただ只管目の前の課題の解決に邁進、後ろ振り返る暇もなく走り続け、長いようで短い10年でした。
おかげさまで前年度の決算は、さほど無茶な背伸びをすることなく過去最高の売上高を上げるまでになり、
まずはそこそこの通過点を迎えることが出来たかなと感じておりますが、
原因は何かというと ただ 
 「事業を通じて、いかにして地域社会に貢献していくか」を中心に据え、
 その中で
 「いろんな巡りあわせがよく、運がよかったから。人の縁に恵まれていたから」
 
だと、控え目でなく、本当にまじめに自己分析しています。
振り返ってみると、「いろんな局面で本当に人様に助けられからこそ来れた10年だったな」と実感しています。
取引先の皆様や、利害を抜きして親身になってアドバイスを頂ける有名無名の知人、
労災で亡くなれた殉職者のご家族の方々、そして忘れてならないのが、社員。そして、家族。
これらの人の縁がなければ、とても今の会社、そして自分は無いと断言できます。
なぜ10年無事経営が続けられたか? 
それは 人の教えに素直に耳を傾け、実行してみて、
そして結果については自分の力でなく人の力によって出来たものであるという事実を受け止め、感謝する。
これだけ  のように思います。
 
 
朝、部屋の窓を開けると、オレンジ色した太陽の光がちょうど差し込んできました。
知人から教えてもらい知りましたが、10月10日は「萌の日」だそうです。
この字の通り、これからも萌えていけたらいいなと思っています。
今までの歩みに感謝しつつ、これからが本当の経営の道のりなんだと 自分の体が自分に言い聞かせています。
これまでは論理的思考を経営舵取りの軸にして来ましたが、
これからは非論理的な思考軸、具体的には人の心を軸にした経営をむしろより大切にして舵取りしていく
そんな展開が要求されるのかもしれません。
どうぞ、今後とも 皆様 よろしくお願い申し上げます。
 
                            感謝