知り合いから 「内山さん、昼もゆっくり食事する時間も無いのですね」
と電話を受けた。
「??」 なんで突然そんなことを言うのかわからなかったが、よく聞くと
私が運転しながら大きな口を開けておにぎりを頬張っていた光景を、
対向車に乗っていて見ていたようだった。
確かに、お昼はよく車の中で済ます。
あちこち移動することが多く(この間定期点検を受けたら6ヵ月で25千km走っていた)、
日中の時間を昼食で滞留させておくのが、もったいないと感じるから。
私は自分でさほど能力が高くない人間でないことは自覚しているつもり。
その与えられた環境の中で、いかに効果を上げていくか?
それには人間力を鍛えるしかない。
人間力とは、ストレートな感性と一生懸命さに比例するのではないか、と思っている。
必ずしも直結するわけでないが、一生懸命に動いていると、周囲が呼応し
そしてその反応を見て自分の至らなさを自覚し、改めるように努力しする。
ストレートな感性があると、至らなさを自覚しやすくなる。
そのためには自分の目で事象を確かめることも大切である。
話を戻すが、意識しないで食事をするのは、食べ物に申し訳ないので
夜はできるだけ有難味を意識して食事をするようにしている。
ところで、今この時間でも 工事部の部屋の灯りがついている。
来週に完成検査があるからだ。
総勢4名かかりでやっている。
今まで、書類作成を怠っていたつけか?というと、むしろその逆で、
毎日遅くまで担当は書類整理をこなしていた。
仕事は極めて優秀な人間だ。
それでも、この状態。
国は提出書類の簡素化に動き出したが、できるだけその動きを加速して欲しい。
そうでないと、益々優秀な技術者の建設業離れが加速していく。