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先週、地元の商工会議所から 当社の社員が優良従業員として表彰された。
この社員、勤続年数が15年。
私が入社後、初めて窓口になって採用した社員の第一号。県外からの転職者だった。
今や会社を代表する技術者として大活躍してくれているが、
何よりうれしいのは、私が窓口になって採用した社員が続けて会社に居てくれていること。
来年3月には、円満定年退職する社員もいる。
この社員も県外からの転職者で、途中いろいろあったが、入社以来会社のことを想い続けてくれ
定年まで汗を流してくれそうだ。

普段、私は 社員に対して 厳しい。
間違いなく、いろいろとものを言われる方としては、面白くないはずで
たまには 「こんな会社・・・」と 思うことが 少なからずあると察する。

しかし、 こうやって  付いてきてくれる。
ありがたや 有難や である。

先日、休日だったので  午前中は 子供と時間と過ごした。
久しぶりに 子供二人そろって、ついでに その同級生二人も引き連れ
なじみの公園へ ジョギング。
子供たちは自転車   私は 自分の自足で。
山のアップダウンのある道もある中での往復10キロ は 堪えたが、 気持ちよかった。
さすがに  本日になり  足が少し 腫れぼったい感じがするが 、
まだ 爽快感が残っている。

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午後から 完成間近で休日出勤している とある現場に出掛けた。
新設道路の供用開始を控え、かなり厳しい工期からのスタート。
途中も 工期割れ必至という状況ではあったが、
おかげで 片付けを残して ほぼ完成。
「下請けの業者の人も、よく 頑張ってくれましたね。」 と現場監督に尋ねると、
「途中の工程打ち合わせのとき、社長が早出残業・日曜出勤をお願いしたとき、
下請けの職長さんが『炎天下での残業は無理。それだけ、時間中必死にやっている。』
と回答。
あのとき職長は自らにプレッシャーを与えるつもりで言ったらしいが、
社長は あのとき、顔色一つ変えず、頷いて了解してもらった。
それを意気に感じたようです」
との ことだった。
確かに、あのときは 職長の真剣度が よくわかったので
その気持ちに乗ったのを鮮明に覚えている。
事業は 人が 行うもの。
そして  人は  気持ちで動くもの。

こんな 当たり前のこと
改めて はっと 気付かされた 瞬間であった。