この月曜日から 会社事務所が新しい場所に移転した。
 
移転先は 関連会社の工場があるエリアの一角なので、全く縁が無い場所ではないのだが。
しかしながら、わざわざ 従来の所在地がある市街地エリアから車で30分くらいかかる場所。
移転したのは それなりに理由がある。
 
もともとのきっかけは 建物が古くて、ある程度の規模以上の地震に耐えられないため
建替えを考えていた矢先に、例の東日本大震災が発生したから。
建替えだけはダメで、津波対応も視野に入れる必要性を感じたからだ。
従来の土地は 半径500mも無い地点に海が迫っていた。
つなり 日向灘地震が発生した場合、ほぼ間違いなく浸かってしまう。
あの東日本大震災の状況、そしてそこで対応した建設業者の同志の活躍を想起すると、
自分の会社が津波に被災して 身動きが取れない 状況は何としても回避したかった。
万一、津波が来ても  少なくとも会社は影響を受けずに、災害復旧に即座に対応できる
そういった環境を作りたかった。
(今度の場所は 標高87m)
もう一つの理由は、関連会社(園芸用の土を主に生産)の業況立て直しのため。
他人から会社の譲渡受けて、5年目を迎えるが、なかなか単年度での黒字確保が
おぼつかない状況である。
幸い、ここに来て 大口の案件が立て続けに決まっており、足元の収益も月次で黒字
を確保できるようになってきた。
今こそしっかり管理体制を構築すべきだと判断したから。
 
そういえば、先の日曜日は「父の日」だった。
隣に住む両親も連れて家族で外食に行った。
 
美味しいイタリア料理とワイン を囲んで 楽しい時間・・・ となるはずだったが…
なんと 長男がいわゆる反抗期に突入しており、
食事が来るまで 下向いて本を読んでいるわ
食事が終わると 椅子の後ろにあるブラインドに顔を突っ込んで話に加わらないわ・・・
 
そう言えば 懐かしい話だが、自分が同じ年頃で
家族が宮崎市内に食事に出掛けるとき、理由は忘れたが(多分しょうもない理由)、
意固地になって、自分はトイレに隠れたまま 置いて行かれた・・・ という同じような
状況があった。
まあ 自分と同じ経験を踏んでいるわけで 彼を頑なに攻めるのも気の毒と言えば気の毒だが
それはそれ。
やはり 父親としては  ダメなものはダメと 同情せずに 突っ張る頑固さが必要。
 
父の日に 父の”存在”を発揮させてくれた 息子は ある意味親孝行だったのか・・・
 
本日は 彼は上機嫌であった  まずは一安心。!(^^)!