目の前の利益の追求に心を奪われ続ける経営を いつまで続けるつもりだ?
今回の鹿児島はそう自分の頭をガツンと叩いてくれた大変刺激的、有意義な視察だった。

   

 

 

   

 

 

懇親会も楽しませてもらった。

 

 

視察から日向に戻り 夜は地元のバーで生演奏を2m半径の距離で堪能。
(あの演奏を十数名の観客しか入らない空間で楽しめるなんて日向は素晴らしい)。
これまで 社員が第一線で汗を流している時に 県外に出張してて いいのか?と後ろめたさを感じることが多々あったが、
楽しむ時は楽しめば いいじゃないか と この1週間の出来事を振り返り感じている。
やるときは とことん 徹底的にやる。

 

ところで あの西郷どんのドラマのオープニングに出てきた滝(雄川の滝)が このエリアにあることをホテルの案内で知ったので
楽しい夜の懇親会を終えた二日目の朝に早めに起きて出かけてみた。
実は ずっと訪れてみたかった場所。
思わぬ時に行けるとは。
朝早かったからか 誰一人いない 静寂な空間。
しばらく 静かに目を閉じて 水の音 小鳥の囀り 透き通った空気を全身で感じていた。
道中、何気に流れてきた 本田美奈子のアヴェマリア。すごく帰路も気になり何度もリピートして聴いた。彼女は己の命の有限性を目の当たりにして何を感じながら あの歌を残したのだろう…

 

社長の仕事は 会社を持続させる事と もうひとつ 自分にしか出来ない足跡を残す事。
この時代に 会社の経営者になった使命 がある。
北条泰時の人生をドラマで垣間見つつ、改めてそう感じた。