10月11日、テレビ番組の収録のため、滋賀県近江八幡市にある
クラブハリエの「ラ コリーナ近江八幡」を訪ねました。
ひむか農園がJAL、クラブハリエと一緒に取り組んだ新商品「バームクーヘンmini へべす」のご縁です。

収録には、JALのCAで宮崎出身の「ふるさとアンバサダー」有薗さん、
UMKの藤崎アナウンサーとご一緒しました。片道4時間、日帰りの強行ロケです。

放送は10月17日(土)17:52から、UMKテレビ宮崎「U-doki」の
コーナー「フォーカス」です(宮崎県内のみの放送)。ぜひご覧ください。
https://www.umk.co.jp/udoki/

へべすが、クラブハリエの歴史の一ページに

この日は、ラ コリーナのオーナーであるクラブハリエの山本社長にもお会いすることができました。

伺って驚いたのは、クラブハリエでは他社とのコラボでパッケージを
特別仕様にすることはあっても、バームクーヘンそのものを新たに開発することは
滅多にないということです。宮崎の小さな柑橘「へべす」のために、
特別なバームクーヘンをつくっていただいた。その重みを改めて感じ、ありがたい気持ちでいっぱいです。

さらに、歴代のバームクーヘンのパッケージが並ぶ展示スペースも見せていただきました。
ここに、今回の「へべす」の箱も仲間入りするそうです。

耕作放棄地の再生から始まった私たちの挑戦が、こうして一つの形になった。
何とも感慨深いものがありました。

施設づくりに込められた思い

ラ コリーナの訪問は今回が二回目でした。時間に余裕はありませんでしたが、
初回とは違った視点で施設を見ることができました。

  • 田んぼ
    施設の真ん中に、あえて田んぼを据えています。お菓子の原材料は、
    仕入れという形で簡単に手に入ってしまいます。
    だからこそ、生産する農家の苦労を少しでも知るために、自分たちでお米をつくっているそうです。

 

  • 畑
    収穫した野菜は、園内の飲食店の食材として使われています。
  • 自然林の再生
    山でドングリを拾って植え、園内に雑木林を再生しています。
  • 建築
    建築家・藤森照信氏による草屋根の建物には、多くの建築関係者が見学に訪れます。
    造形の美しさだけでなく、周りの自然や付帯施設との調和が見事でした。
  • 執務室
    今回は特別に、事務所の執務室も見せていただきました。
    写真ではご紹介できませんが、働く人が心地よく過ごせるよう考え抜かれた、本当に素敵な空間でした。

建設業を営む者として、その「造り方」は大変勉強になりました。

バームクーヘンづくりの現場で

製造工程には、手作業がかなり残されています。あえて随所に手作業を残しているのだそうです。

案内してくださった社員の皆さんは、誰もが実に楽しそうでした。
発売までの打合せでは、夜遅くにメールを送っても、すぐに丁寧な返信が届きました。
仕事に真剣に向き合う方々が、現場では本当に楽しそうに働いている。
あの美味しいお菓子は、こうして携わる人たちの笑顔から生まれているのだと感じました。

クラブハリエは、日本でバームクーヘンを手がけてきた先駆けの一社です。
バームクーヘンを日本に広めたいという思いから、若い菓子職人を集め、
その作り方を積極的に公開してきたと伺いました。そうした企業文化には、ただ脱帽するばかりです。

私たちの会社でも

実は同じ週、私たちの会社でも嬉しい出来事が二つありました。

ひとつは、内山建設がお引き渡しした建物のお客様から、
取引先感謝の集いにお招きいただいたことです。今回で51回目という、
取引先を大切にされてきた会社の会です。会場では、その建物で働く社員の方々から、
次々に「とても快適です。ありがとうございます!」と声をかけていただきました。
つくった建物で過ごす方からいただく言葉ほど、うれしいものはありません。

もうひとつは、園芸用土・農業用土を製造販売するグループ会社「エコロ」
の社内掲示板でのやりとりです。配送から戻った配送担当の社員と、総務の社員の会話でした。

総務「久しぶりに顔見たね。ずっとすれ違いやもんね」
配送「注文が続いて、出っ放しだから…」
総務「搬入、大変やね」
配送「店舗によっては置き場がなくなってるくらい。
でもね、運びながら納品伝票を見ると、販売額が前よりずっと大きくなっている。
走っていてテンションが上がる(笑)」

配送の仕事は、商品を届けることです。
それでも彼は、自分が運ぶ伝票に記された販売額まで見て、会社の成長を実感していました。
総務の社員は、「現場の社員も、自分の仕事に関わる動きや帳票をちゃんと見ているんだな」
と感じたそうです。

この投稿を読んだ管理部門の社員は「自分の会社、売っているものの価値が
上がれば嬉しいですよね」と応え、総務の社員は「仕事は自己実現のためにするもの、
と言っていた先輩を思い出した」と返していました。

二つの出来事が重なって

ラ コリーナの社員の皆さんの笑顔。
お客様からの「快適です」という言葉。
自分が運ぶ商品の価値を誇らしく感じる社員。

場所も業種も違いますが、根っこは同じだと感じました。仕事に誇りを持ち、
仕事そのものを楽しんでいる社員がいる会社は、きっと強い。お客様に選ばれ、
社会から評価される会社になっていくのだと思います。

クラブハリエでの出会いと、自社の社員たちの何気ない会話。
二つの出来事が重なり、経営者として改めて考えさせられた一週間でした。

内山建設、エコロ、ひむか農園のどの会社も、
社員一人ひとりが仕事の価値を実感できる会社でありたいと、改めて思います。