最近、土木の受注が激減してしまい、何年かぶりに技術者に空きが出来ている。
ある意味 今までが好調過ぎていたのだが(かなり運にも恵まれていた)、
やはり 目の前の仕事が無いというのは 寂しいものである。
(建築はおかげさまで 案件が立て込んでいるが)

辛いな~ と一時はあれこれと考え込んでいたが、
このところは 逆に開き直って 「神様から ゆっくりした時間を それなりに楽しみなさい」
と言われているのだと考えるようになった。
これまでは目の前の仕事をただ 消化することだけで必死だったが、
拾い漏れしてきたことが かなりあったことは事実。
今こそ、それらを一から整理し、そしてゆっくりした感覚で着実に身に付ける時機にあると思うと、何やら 楽しくなっている。

萩本欽一さんの本を手にしている。
神様は 運が離れているときに その人がどういう行動をしているかを じっくりと見ているそうだ。
ダメなときほど運はたまると書いている。
日経の「私の履歴書」で 欽ちゃんの人としての奥深さを初めて知ったが、
あの方は本当にすごい人だ。