当社に二人の技術士が誕生しそうである。
先日の合格発表に、「番号がありました」という嬉しい報告が社員からあった。
技術士は ウキペディアによると 「科学技術分野での最高位の国家資格であり、「高度な技術力を持った技術者の称号」となっている。
地方の地場ゼネコンに複数の技術士が誕生というのは 悪い話ではない。
(当社での資格取得者は厳密にいうと3人目になるのだが、1人は取得早々に退職してしまった(^^;)
今後も名に恥じないように、お客さんの要望に的確なアドバイスをもって高い品質で応えていけるよう
技術力の研鑽を図っていきたい。

 

そんなうれしいニュースの週末に 地元日向市でマラソン大会があった。
距離は 5キロ、そしてハーフ(約21キロ)の部があるが、今回初めて5キロを超すコースにエントリー。
今まで練習でも10キロくらいしか走ったことないのに、いきなり倍の距離、しかも最大高低差70mの山中を
登ったり下ったりのコース。
ある程度は覚悟していたが、実際走ってみて 相当しんどい思いをした。
(最近飲み会が続いて あんまり走れてなかったから、
本番前日に普段走らない10キロ近くを走ってしまった無謀さも多少は足に影響あったような。。。)
何度も 「もうここで止めよう」と思いかけたことか・・・
膝の痛みを覚え、それを堪え堪えして走ったのが一番しんどかったか。
ただ、一度も走っている足を止めることなく走り続けての完走だったことは自分を褒めてあげていいくらい満足の結果。
途中、歩いて 足を揉んだりしたら もう少しタイムも上がったかもしれないが(2時間1分台)、とにかく 走り続けて完走することだけに 力点をおいて参加したから。
それにしても、ゴールして しばらくは誰とも話す気力がなく、ただただ横になって半分気を失った状態になったくらい、久しぶりに自分の限界と向き合った時間だった。

下の左写真は  1か月前に参加して3位入賞した別のマラソン大会(5キロの部)
そして 右が 今回の写真ときのもの。

5キロの部
ハーフ(約20キロ)

つらい思いをしつつ完走しきった満足感に浸りながらも、翌日痛い足を引きずりながら会社に出勤。
朝から会議などを終えて ひと段落したところで・・・
思わぬニュースが入り込んできた。
ある社員が 私の行動に対して 不満に感じている という話だった。
話をよく聞いてみると、伝言ゲームでありがちな 情報の伝達経路に発生する誤謬によるもの。
行動の真の動機など全く関係ない外形だけを捉えて、ねじ曲がった状態でその行動の意図を読み取られてしまっていた。
いろんな要因が絡み合っていた結果だったが、そのギャップにその誤解を解いて説明する気力もなくなった。
(昨日の走りからくる倦怠感もあったからもしれないが)

経営者って 決して自分のためでなく、最終的に社員のためにどうしてもという思いでとった行動でも全く逆に とられてしまうって 悲しいことだけど、 よくあることと言えばよくあること だと自嘲しつつ 夜遅く一人残った会社を後にして帰路についた。