社員の教育の成果

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     9月末をもって、身体に障害を持ったある社員が退職した。
     といっても、円満退社。
     関東地区に、障害者対象にした技能向上のための学校があり、
     そこでスキルアップをするためだ。

     当社には、彼を入れて2名の障害者が働いていた。
     恥ずかしい話だが、きっかけは目先の利益を確保するためだった。
     現在、県の公共事業において、障害者雇用の有無を落札業者選定項目の
     ひとつにしており、評価を有利に進めるために一人採用したのだ。
    2人目の話が知人を通してきたとき、正直一度立ち止まって考えた。
    県の評価は、障害者一人の採用で十分得られたからだ。
    2人目である彼は、若かった。そして、やる気を感じた。
    そして、最終的に 「採用」の決断をした。
    余裕はもちろんさほど無い。
    しかし、「社会貢献」が当社の企業理念の柱である。
    彼のやる気、そして当社に門戸をたたいた縁。
    とにかく、採用をした。

    そして、1年が経つという頃に、彼から学校入学希望の話があった。
    最初は、「?」であった。
    本気で、彼をいっぱしの社会人に育てるつもりでいたからだ。
    しかし、考えてみれば、さほど創造的な仕事を与えていない当社の
    実態に、はっとさせられた。
    そして、喜んで送り出すことにした。

    最終日の先日の夕方、私は仕事で会社に居らず、彼に会えなかった。
    「申し訳ないことした。元気に声をかけてやるべきだった」と後悔した。    

    本日の朝礼のとき、彼は顔を出した。
    そして、みんなに挨拶をしてくれた。
    本当に素晴らしい挨拶だった。
    当社が彼により初めての会社だった。彼は、毎朝会社のトイレを掃除していた。
    「 成長してくれていた・・・」 心で涙をしてしまった。

    

   頑張ってくれよ!!

    

 

 

 

 

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このページは、内山建設が2009年10月 1日 12:27に書いたブログ記事です。

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