2008年5月アーカイブ

 

 大企業の社長さんとお付き合いをさせていただいているが、その方 実に細かいところまで
 気付かれる。
 写真を見ただけで、5?6mの幅の間の5cmの高さの違いを指摘される。

 
  弊社のある社員などは 「大企業の社長が そんな細かいことまで・・・」 と言っているが
 ところが 「だからこそ、大企業の経営者なのだ」と 私は最近つくづく思う。

 

   掃除の会で有名な、イエローハットの鍵山さんは次のように最近読んだ本で言っている。
 「気付くことのできる人は、先々に起きることを予知し、前段階で対応することができる。
  気付くことの喜びがやりがいを生み、自分から進んで工夫し、改善する。
  生産設備のわずかな異変に気付くことができれば、故障する前に措置をとれ、
  機械は長持ちし、経費節減に貢献できます」

   そういえば、この間 請求書をチェックしていたら、リース利用していた車のパンク修理
  費用が目に付いた。 担当者を呼んで、原因を現場で確認させたら
  「後輪はダブルになっていたので、一つだけのパンクでは気付かなかった」
  との回答があった。  
   理屈は通る。 しかし、 その言葉の裏には 「現場での気付きが 停滞している」という
  事実が露呈されている。

   気付きの訓練 これが必要なようだ。

   そのためには やはり 地道な 整理、整頓、掃除 なのだろう。

 

  今週、地元のまちおこし運動の一環で参加している ひょっと祭り実行委員会役員会が
  開催された。

  いよいよあと2ヶ月。 かなり詰めた話が行われ、19時開始 →22時までの熱い討議が続いた。

  

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   想えば、亡くなった三輪社長も この祭りがここ4、5年でかなり盛り上がってきていたのを
  当時の観光協会長のとき大変喜んでくれていた。

  本日、三輪さんの通夜だった。
  「人は亡くなったときに、その真価が見える」と言われる。 
  その通り、次から次に 大勢の人が
  通夜の席に、本当に心から悼んで来られていたのが分かった。

   心底、日向市のことを考えて行動されていた方だった。

 

 

  身近にいた地元の経営者の訃報が入った。

  八興運輸の三輪社長だ。
  観光協会長もされ、経済界だけでなく、幅広い分野でご活躍された
  日向市を代表する企業の社長さんだった。
    最近は、体調を崩されていたのは知っていたが・・・ やはりかなり悲しい。

 

  私が、前職から今の業界に入ってしばらくいろいろな壁にぶつかっていたとき、
   「出る杭は確かに、打たれる。しかし、出過ぎる杭は、打たれない」 と 
   やさしく声をかけてくれた。
   
   しばらくたって、また別の局面でも

   「強くなればいい。強過ぎたら、打たれなくなる」
   と、諭していただいた。

   かなり忙しい方だったが、何かの会で顔を合わせると、「どうだ?」 と
   必ず そっと 声をかけてくれていた。



  ちょっと見は厳しい顔つき。しかし、 妙にやさしく、そして説得力のある言葉、声だった。

  
  三輪社長

   本当に強く、高い杭に育ったときの姿を見てほしかった。
   いや、 天国からも そっと 見ていただいているはずだ。
   手抜きすることなく 頑張らねば。                 合掌

        

  

  前回から更新から、半月が経ってしまっている。
  またいろいろと会社運営の仕方について考えている最中で、なかなかこのブログを
  更新する気持ちに乗れない。

   これまで、ゴールデンウィークもあり、ゆっくりした時間をはさみながら、たまには
 頭の中を白紙にしながら、経営スタイルを考えている。
    久し振りに、前居た家の隣に”住んでいる”犬と、散歩したりした。

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   再来月に迫った、地元 ひょっとこ祭りの会合にも、顔を出しながら
    頭を全く違う次元に持って行ったり。
 

 

 

 

 

 

 

   昨日は、月に一度の会社の全体会議であった。
   ここ半年は、現場が忙しいからと、夕方から3時間ほどの時間の設定であったが、
   最近の品質低下傾向に危機感を覚え、じっくり一日かけて行うようにした。
   (さっそく、ある現場から「途中で抜けさせてください。現場が回りません」
    という懇願があったが、心を鬼にして翻意させ、会議にとどまらせた)

  
     タイムスケジュールはおおよそ、以下の通り。
      1、最近、目についた品質に関する是正報告をおさらい。
           こういうときのために、ISO9001の一環で行っている、報告書の提出は
           役に立つ。
      2、今年度の業績の見通し
     予想損益計算書だけでなく、予想キャッシュフロー まで数値をオープンにした。
          (利益が出ている、出ていると毎月報告していたのが、どうもマイナス面に作用
           していたようで、楽観している感覚を引き締めたかった)
   3、来年度以降の業績見通し
       受注産業であるため、なかなか業績を予想して説明するのは説得力が弱い。
      そこで、損益分岐構造からのアプローチで、今後のの現実的な損益構造を
      直視してもらった(グループに分かれて、計画を立ててもらった)。
     そして、現実的な視点から 可能性のある着地点を一緒になって考えていく
      手法をとって、方向性を共感してもらう努力をした。
      

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  4、そして,自分の経営スタイル、会社のもっていきたい方向性、個性をじっくり説明した。

    今回の会議は、この4が一番のメイン。
      このところ、壁にぶち当たりながら 自分の中で 炙り出されてきている言葉、像を
     思い切って口に出してみた。

    ・私の会社運営に関する価値観が、これまで浸透してきれていなかったこと。
      そして、これからは その価値観を全面的に押し出していくこと。
      逆行する人をやさしくケアするまでして、スタイルをぼかすことはしないこと。

    ・小さいことに口を出す自分のスタイルは、間違いでないこと。
     納品書が日報に漏れれているとか、脱いでいる靴がそろえていないとか、
     現場の重機のカギがかかっていないとか、そういうことは やはり大事である。
     小さい、大きいという基準は、金額ではない。心、姿勢だということ。

    ・業界の素人だからこそ、自分のスタイルを信じていくこと。
     業界全体が経営環境が激変している今こそ、自分みたいな素人が
     生かされる道があるのではないか。
     ベテランは、自分の技量に溺れることがある。
     素人の目で、素直な目で現場をみて、管理していく姿勢を大切にしていくこと。

     ダーウィンの進化論の引用。
      力の大きいもの、強いものが生き残るではなく、変化に対応できるものだけが
              生き残る。

    ・行く先に明確な着地点を正直見出しているわけではないが、今の自分の思っている
     スタイルを貫いていけば、たとえ苦しいときがあっても、乗り切れていけると確信
      しはじめていること。

       

    正直、まだ完全に上記の姿勢が体にフィットしているわけではない。
    しかし、力強く しかも自分の心の芯から 炙り出されている言葉である。
    本を読んで、その横流しで受け売り言葉として口から出ていないことだけは確かだ。
    
    スタートは、今 始まったばかりだ。


                    

 

 

 

 

 

 

 

 

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